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 掲示板で辞書の話題が続きましたので、過去ログとしてこちらに残させていただきました。

 皆様、情報ありがとうございました。

 白水社から千石玲子ほか編『仏独英=和 洋菓子用語辞典』というのが出ています.調べてみるとサリー・ランとかラムババも載っていました.神田神保町で今はなき東京泰文社が店じまいする時に安く買ったものです.ぼく自身はまだ活用する機会がありませんが.
 なお,同書の帯には『フランス菓子百科(全3巻)』もありますが,とうてい個人で購入できる価格ではないので図書館が頼りです.

(小林晋様)

銃器に関する超お役立ち本が出ました。有名な翻訳家小林宏明氏の『ミステリーが語る銃の世界 小林宏明のGUN講座』(小林宏明著・エクスナレッジ刊・1600円+税)です。歴史に沿って系統的に説明されているので銃の世界の全体像が把握できるし、小説の一節や著者に寄せられた質問が題材に使われていて、具体的にどんな叙述が出てくるか、どう訳すべきかがわかります。英和辞典だけに頼っていると、たとえば submachine gun を「軽機関銃」、拳銃の clip を「挿弾子」と訳してしまうかもしれませんが(正しくはそれぞれ「短機関銃」と「弾倉」)、この本を読めばだいじょうぶ! 図や写真も充実しているし、索引も原語・日本語・人名の3種類あって調べやすい等々、誰もがレファレンス本はこうあってほしいと思うとおりの、痒いところに手が届く、至れり尽せりの本造りです。翻訳家やミステリー・冒険小説ファン必携の書である、というようなことは、私ごときが力説するまでもなく、どなたもがおっしゃることでありましょう。

(黒原敏行様)

聞きたいことがあっても身近に「適当な」ネイティヴが見つからないとき、
このサイトのガイドさんに聞くといい、と教わっています。
フォーラムなどで、教えたがりの人もたくさんいるので、鵜呑みは禁物かもしれませんが、困ったときの強〜い「見知らぬ」味方がいるだけでも、インターネット様様だと思っています。

http://esl.about.com/mbiopage.htm

学校のテストなどでは、安易にガイドに聞いたりしてはダメとあらかじめお達しがあったりします。(栗坊様)

 リーダーズとリーダーズ・プラスを合体したリーダーズ+プラス(ロボワード版)がかなり前から出ていますよ.ぼくはとても重宝しています.以前はCD-ROMをセットしていたので少し時間がかかったのですが,最近のはパソコンにインストールするタイプで検索に時間がかかりません.また,不具合が起きたことはまだありません.(小林晋様)

Webster's Encyclopedic Unabridged Dictionary of the English Language は持っていないので、書き込んでもなあと思ったのですが……。これ、アマゾンではCD−ROMを売っていないようですが、あるのでしょうか? あれば使ってみたい気もしますが、ただ、英語版Windows対応だと、物によってはエラーが起きて、OS再インストールとなることもあるんですよね。以前、Webster's Third New International Dictionary のCD−ROMでこれが起きました。同じ目にあった人はわりといたようです。幸い、最近、オンライン版(有料)ができたので、やっとあの重い本から解放されましたが。いま、2週間の無料体験サービスをやっています。

http://www.merriam-websterunabridged.com/mwol-1b.htm

そのまま使いつづけた場合は年間29.95ドルです(黒原敏行様)

リーダーズは英文化圏、ランダムハウスは米文化圏に強いというのがわたしの印象です。
OEDは20世紀文学でも思いのほか重宝しますよ。
シェイクスピアなどからの引用箇所があったときに。

英英なら、イギリス人に利用者の多いChambersもありますね。
確か国際Scrabble協会の公式辞書はChambersです。(浅羽莢子様)



神保町の三省堂でリーダーズの第2版、セイコーの電子辞書を店頭でためすことができました。
画面が前より大きい。軽い。携帯に便利。
さらに広辞苑、逆引き広辞苑、新和英中辞典、オックスフォードの英々辞典と類語辞典、漢字源がセットされているうえに、ジャンプ検索も可能。
そしてお値段、43500円。
いまセール期間なのか、34800円で売っていました。(中村有希)

 OEDのCD‐ROM。新発売のVer.3(\42,000)を買いました。HDに格納できるのは嬉しいですね(できなければ仮想CDにすればいいけど手間が余計にかかる)。何しろ情報量が膨大で、スイスイとは引けませんが、単純検索、全文検索、引用文等に範囲を限定した検索など、とりあえず不満はありません。いうまでもなく、書籍版よりうんと使い勝手がいいです。表示した頁の印刷・HTML文書での保存も可。表示画面から文章の一部を直接コピーすることはできないようですが、保存したHTML文書からだと可能。(黒原敏行様)

「しぐさの英語表現辞典」は必携でしょう。ボディランゲージを含めた英語ならではの表現が、体の部位別に詳しく解説されています。
 narrow one's eyes と日本語の「目を細める」との違いや、意外な交錯を語るのに、山本周五郎の文が登場したりして、編著者の知見の深さに唸らされまっせ。(東江一紀様)

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