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 東京駅にひっついている「大丸」は、最近、食べ物関係に力をいれていて、
 「テパ地下」が充実しています。
 よくテレビで話題になる「ジーゲスクランツ」というケーキ屋さんは、10年ほど前に
 有楽町から撤退してしまい、残念に思っていたのですが、なんと「大丸」に復活しました。
 新宿の京王デパートにもはいっていますが、大丸店のほうがすいています。
 わたしのおすすめは、シナモンのかかっているケーキです。
 これは(シナモン嫌いでなければ)誰に紹介しても、絶賛されます。
 雑誌でとりあげられているのは、「リンデン」というシュークリームで、京王では
 よく行列ができていますが、べつにふつーな味。
 シナモンのケーキのほうがずっとずっとおいしいもんね。

 菓子パンといえば、わたしが好きなパン屋さんは、
 銀座プランタンにはいっている「
ビゴの店」です。
 アップルパイがさくさくでおいしーい。
 ケーキを売っているブースもあって、こちらのおすすめはシュークリーム。
 たしか、600円で(うろおぼえ)ミニシュークリームが10こ、はいってました。
 銀座に行くと、いつも買っています。

 先日、母が羽田からおいしいおみやげを買ってきました。
 北海道帰りなのに、鹿児島のおみやげとはこれいかに、という感じですが、
 これが、んまい!
 鹿児島の「
フェスティバロ社」という会社から出ている、さつまいものお菓子で、
 「唐芋(からいも)レアケーキ  フェスティバロ ラブリー」というものです。
 羽田に行けば買えますが、デパートの九州物産展などでもあるかもしれませんね。
 見かけはスイートポテトですが、これは「レア」のケーキなので、焼いていないようです。
 凍っているものを、自宅で解凍して食べるんですが、食感はまるでクリーム。
 家でも作れないかな。
 材料は「さつまいも、生クリーム、バター、卵黄、アーモンドプードル、ブランデー」
 だそうです。
 てことは、スイートポテトの材料そのまんまですね。
 アレを焼かずに凍らせればできるのだろうか。
 わたしの勘では、モンブランのマロンクリームを凍らせてもうまいと見た。
 今度、作ってみようっと!

 最近、わたしは市販の「とうふグラタン」をよく食べています。
 けっこうおいしいんです、これが。(麻婆豆腐味はいまいちでしたが)
 これを食べるようになってから、我が家では「ココット型」が活躍するようになりました。
 ココット型なんて、プリンを作るくらいしか使ったことがなかったんですが、
 (千趣会で妹が買ってしまったので、こんなしゃれたものがムダにあるんです)
 「あっ。おかずがたりないわ」という時に、冷蔵庫からとうふを取り出して、
 ココット型にとうふを分け入れ、「とうふグラタン」のソースを適当にわけてかけて、
 たっぷりチーズをのせてオーブンにぶちこめば、しゃれたおかずのできあがり!

 ほんとに手抜きなことばかりしているわたしなのだった。
 つくれよ、ちゃんと。

「六花亭」はホワイトチョコレートや、マルセイバターサンドなどが有名な、
 北海道のお菓子屋さんですが、「豊平」という小さなアップルパイもおいしかったです。
 ちょっとあたためてホイップをかけたら、ますます本格的。
 
 って、カロリーふやしてどうする。

 ものごとには手順というものがあるのだな、と最近思いました。
 ほぼ一年ぶりにホットケーキを作ったのですが、
(ダイエットをこころがけると、こういう間食がなかなかできないのです)
 今回はおかし作りの本をいろいろ見比べてから、たねを作りました。

 ホットケーキミックスの箱の裏には、ボウルに粉を入れて、そこに卵や牛乳をくわえて
 まぜる、とあるのですが、おかしの本では、液体をさきにまぜておき、最後に粉をいれる、
 と書いてあります。
 どれほど味に差が出るものか、ためしてみよう、と思いました。

 まず卵をよく泡立てて、牛乳と、溶かしバターをくわえ、バニラオイルをいれます。
 そこに粉をいれて、だまが残る程度にさっくりまぜて、たねを作ります。

 試食した感想は、味、というよりも、食感がふんわりしてて、おいしいのでした。
 いやー、たらふく食べちゃったわ。

 いままでホットケーキミックスの箱のとおりに作っていたかた。
 ぜひ、おためしを〜。

「ら ぽっぽ」というおいものお菓子のお店があります。
 東京では、いままでわたしの確認したところでは、新宿、上野、東京の
 各JR駅に支店が出ていて、焼きたて「ポテトアップルパイ」が有名です。
 いつも行列を作っていて、なかなか買えないので(30分待ちとか)
 どんなにおいしいパイなのだろう、と妄想をふくらませていたのですが、
 先日、ついにゲットしましたあ!(誰も並んでなかったから)

 ほかほかの焼きたてパイも、一時間後に帰宅した時には、ぬるーくなっていましたが、
 さっそくナイフを入れて試食。
 「あり?」
 ふつーじゃん。
 てゆーか、あたしの作るスイートポテトと、ほとんど同じじゃん。

 期待していた分、ちょっとがっかりだったのですが、家庭で作る手作りスイートポテト
(お店のよりおいしいですよね)が、安く食べられる、というのはありがたいです。
 また買おう。行列のない時に。

 ご家庭でも簡単に似たようなものを作れます。
 おいもの形が少し残るくらい、あまりつぶしすぎないように、スイートポテトのたねをつくります。
 少し、シナモンがはいっていました。
 それをタルト生地の上にこんもりとのせます。
 りんごの薄切りを砂糖で似た(アップルパイの中身ですね)ものを、上に並べます。
 その上にタルト生地であみをかぶせて焼きます。
 ちょっとべとべとしていたので、ジャムかシロップを塗っているみたいです。

 

 読売新聞にのっていたレシピ(?)ですが、桜を使ったごはんで季節を味わいませう!

 桜湯に使う桜の塩漬けがありますね。
 あれを戻したお湯でおこわをたいて、ひとくちおにぎりにして、桜をちょんとのせると
 とてもかわいい、桜むすびのできあがり!
 おこわをたくのが面倒な人は、ごはんの上に桜の塩漬けをおいて、お湯をかければ、
 薫り高い桜茶漬けのできあがり!

 先日、あこがれのKihachiのケーキを食べました。
 ここのケーキはひとつ450円、とか、けっこう高価なので、いつも指をくわえて
 前を通り過ぎていたのでした。
 しかし、バーゲンの帰りで気が大きくなっていたわたしと母は、つい買ってしまいました。

 帰宅してお皿にのせると、「あれ?」けっこう大きい。
 ひょっとすると、グラムあたりの値段は、普通のケーキとかわらないのでしょうか。
 ケーキいっこあたりの単価は高いけど、食べ出はあるし、そんなに贅沢でもないのかしら。

 今回、試食したのはショートケーキとシブスト。
 スポンジはふんわりしていて、いちごは甘くて、生クリームは甘すぎず、変な味もしない。
 シブストのりんごはスパイスの加減もちょうどよく、上半分のクレームブリュレも
 こっくりとしたまろやかな味がたまらない。

 ああ〜、なんておいしいんだ〜。

 またお金をためて買うんだ。
 ここの一番人気は、生のフルーツをたくさん巻き込んだ「トライフルロール」だそうです。

 先日、お味噌汁にいれる具がない〜、ということがありました。
 あまっていたナスとちくわをいれたのですが、なにかものたりない。
 すると妹が「チーズを入れてみようか」と言い出しました。
 「ええー!」わたしと母は、それはちょっと、と思ったのですが、
 実験してみることにしました。

 とけるタイプのスライスチーズをちぎって、お味噌汁に入れ、具にからめて食べると
 「おいしーい!」
 さらにチーズを追加することになりました。

 本当においしいから、ためしてね!

 バウムクーヘン好きのわたしが、北海道からのお土産にいつも頼むのが、
 
柳月、というメーカーの「三方六(さんぽうろく)」というお菓子です。
 これは、北海道開拓時代の薪をかたどったバウムクーヘンで、
 素材がよいせいか、とてもおいしいのです。
 しかもお値段が安い!
 北海道に行ったら、空港などで見つけてみてください!

 いま、東京駅大丸地下がおいしい!

 前から大丸デパ地下には、やたらとおいしいお店が集まっていたのですが、
 最近、改装してからは、グルメスポット度合いがパワーアップしていました。

 ホテル西洋銀座(パンやケーキが有名)、キハチの揚げパンスタンドなどが
 出店したのは知っていたのですが、実際に行ってみていちばん嬉しかったのが、
 あの唐芋菓子専門店のフェスティバロがはいっていたことです。
 これまでは空港でしか買えなかった、ここのお菓子が東京駅で買える〜。
 すべてが大丸オリジナル商品なので、東京土産にもグッドです。
 おすすめはやっぱりレアケーキ!

 大丸に出店しているお菓子屋さんは、それぞれ「大丸限定商品」を作っていて、
 マキシムでも、ここでしか売っていないブルーベリーのケーキを販売していました。
 また、週がわりで有名パティシエが創作ケーキを発表するそうです。

 東京土産に困ったら、大丸の地下をのぞいてみてください。
 ああ、また行きたい。
 今度は何を試食しようかしら。わくわく。

「つくごん」のおでんの具は有名ですが、しんじょもおいしいです。
 季節ごとの変わりしんじょを、いつも楽しみにしています。
 春は菜の花とコーンがはいっていたり、桜のしんじょがあったり。
 でも、いちばん好きなのはこれから出てくる、夏限定商品。
 「えだまめしんじょ」!
 えだまめペーストと生姜をねりこんだ生地が鮮やかな若草色で、
 眼にも涼しい。
 この中に、えだまめがたっぷりはいっています。
 手作りも簡単だと思うので、ためしてください!

 残りごはんを温めて食べる時、ひとり分だと、電子レンジを使ってしまいますが、
 ふたり分以上を用意する時には、うちでは必ず蒸し器でふかします。
 味が全然違うから〜。

 蒸しあがったら、おつまみ用のパック入りで売っている「塩ゆでえんどう」を
 (枝豆のさやにはいってるのでなく、グリーンピースのようにぱらぱらの)
 ごはんの上にさっとかけて、塩をざっと振って、5分ほどむらします。
 あとは、しゃもじでまぜて、よそえば、いかにも手がかかったような
 お豆ごはんのできあがり!

去年、「山形の土谷という会社のしそそばが死ぬほどおいしいけど、
 どこで売っているかわからん」とこのメルマガに書いたら、なんと。
 会社の方からコンタクトがありました。

 曰く。「通信販売をしています」

 一般のお店では売っていないのだそうです。
 電話、ファックス、メールで注文をうけつけています。
 送っていただいたカタログには、「よもぎそば」「なめこそば」など
 おいしそうなおそばがいっぱい!

 ここの「しそ切りそば」は、夏ばてしようが、病気になろうが、
 どんなに食欲のない時でも、これなら食べられる、というほど、おいしいです。
 我が家の夏の必需品。

 株式会社 土谷
 TEL 023-623-7129
FAX 023-642-2824
tsuchiya@ma.catvy.ne.jp

 カタログ、価格表などはこちら

 ところで、そろそろひんやりしたお菓子が食べたい季節ですね。
 以前、デパートの長崎物産展で見つけた「生どら」をご紹介します。
 ふんわりしたどら焼きに、フルーツをたっぷり練りこんだ生クリームと、
 フルーツそのものををはさんで、冷凍したものです。
 このまま食べるとアイスクリーム風。
 解凍して食べると、生クリームをはさんだワッフル風。
 とーっても、おいしいんです。
 また、デパートに来ないかな、と思っていたら、ホームページを見つけました。
 
茂木一〇香です。

 


 
 ふだんはカト吉の冷凍うどんを安売りの時に大量に買いだめして食べていますが、
 たま〜に本場の讃岐生うどんをいただくことがあります。
 ゆでたては本当においしい! 
かな泉のおうどんはおすすめです。

   

 先日、ヤマザキの「新食感宣言」というパンがあまったので
 フレンチトーストにしてみました。
 ふつうのパンだと、牛乳が中までなかなかしみこまないので、かなりつけておかないと
 いけないのですが、なんとこのパンはスポンジのように、あっという間に
 牛乳を吸収するのです。5分もかかりませんでした。
 フレンチトーストには最適だねえ、と妙なことを発見してしまった。

 以前、スペインに行った時、あまりの暑さに体力を消耗し、
 シェスタは必要だ、と、毎日ホテルで昼寝をしていました。
 (そのかわり、夜中にフラメンコを見にいっていました)
 ヨーロッパの食事でいつも困るのですが、どうも葉ものの野菜メニューが少ない。
 あっても生のレタスをちぎっただけのサラダだったりして、量を食べることが
 できないのです。
 そんなわけで、毎日、ガスパチョ(トマトの冷たいスープ)を飲んでいました。
 お店によって味がかなり違うのですが、お酢がきつくて、かなりすっぱいものも
 多く、わたしは「これはくすりだ」とがまんしていました。
 同行の友人は、日本に帰ってから、何度か作ってみたそうですが、
 「何度つくっても味が違う」と首をひねっていました。
 とあるスープの本には、ミキサーを使わずに、セロリ、きゅうり、トマトなどを
 細かくきざんで、レモン汁とオリーブオイルでさっとあえて、皿にもり、
 そのサラダの上からトマトジュースをかければ、簡単ガスパチョのできあがり!
 とありました。
 あー、そのくらいのほうが、すっぱくなくていいかなー、と思いました。

   

 北海道の「オオカミの桃」というトマトジュースを御存知でしょうか。
 わたしは大手メーカーの缶入りトマトジュースは、塩気が強すぎるうえに
 トマト味が薄いので、あまり好きではありませんが、
 この「オオカミの桃」は、トマトの味100パーセント!という感じの、とてもこくのある
 おいしいジュースです。
 いまの味のうすーいトマトとは違い、むかしの味の濃いトマトを丸のみしているような味。
 我が家では、もうこのトマトジュースしか飲んでいません。
 東京では、日本橋三越でとりあつかっています。
 
  

 おみやげに 富山 不破福寿堂の鹿の子餅をいただきました。
 マシュマロのようなふんわりと甘い、まっしろなお餅の中に、甘納豆のようなおまめが
 はいっていて、冷やして食べると、夏にぴったり。
 生菓子なので、早く食べないと悪くなるな、と思っていたのですが、
 我が家では、一日半で10こ入りの箱がからになりました。

 今回は広島のおみやげ〜。
 
亀屋の「川通り餅」をいただきました。
 小さなくるみ餅(くるみゆべしに似た味)をひとつひとつ楊子にさして、
 きなこをまぶしたものです。
 冷やして食べるとおいしい。
 広島のみの限定販売で、地方発送は電話かはがきで申し込みとのこと。
 ホームページもあるのですが、申し込みフォームもメルアドもないので、
 やっぱり電話かファックスかはがきで申し込みのようです。

 昨日は、神戸コロッケの「味噌カツ丼」をデパートで買って食べました。
 (店舗にもよるかもしれませんが)お肉にはすじも脂身もなく、
 箸で切れるほどやわらかくて、さっくりとあがっていました。
 お味噌が甘いので、甘いおかずが苦手な人にはむきませんが、とてもおいしいです。

 父のおみやげの、まったくおいしくないガム。
 実はこれはフィンランド版リコリスの「サルミアッキ」というものだと
 判明しました。
 むりやり食べさせた編集さんが、「これはいったい」と、検索したら、
 「世界一まずい」ことで有名なものだったそうな。
 フィンランド人は好んで食べるそうですが。

 「検索エンジンにかけるとおもしろいですよ。みんながまずいと言っています」
 と言われて、実際、googleやyahooで調べてみると、出てくる、出てくる。
 みんなひどいめにあってますねー。

 というわけで、みなさんも検索エンジンで調べてみてください。
 おもしろいよん。

 サルミアッキ または Salmiakki

 デパートで北海道展があると、ついつい行ってしまうわたし。

 TVチャンピオンV2の札幌のパン屋さん「プルマンベーカリー」で、
 あっぷるぱいを買いました。んまい。
 小樽の
ルタオ(あ、回文だ)の、チーズケーキを買いました。
 北海道展で店頭に並べると、あっという間になくなるのだそうです。
 すげー、おいしかった。
 チョコレートケーキも味見しました。これも買いたかった。

 先週、銀座の三笠会館でお茶をしたら、
 毎年恒例の、
期間限定のモンブランです、とすすめられて、食べました。
 おおう! おーいしーい!
 個人的には、パリの有名なサロンドテ「アンジェリーナ」のモンブランよりも好き。
 パリのお店で食べた友人は、「ぐあいが悪くなるほど甘くて、巨大だった」と
 言っていました。
 銀座プランタンの支店で、ハーフサイズのをいただきましたが、
 それでもまるごといっこ食べるのはたいへんでした。
 でも、味はおいしいです。

 京都の物産展で、おとうふを買いました。
 これがとってもおいしい。
 ふつうの絹とうふも、おとうふの味がしっかり出ています。
 湯葉どうふは、好みが別れるかも。チーズケーキのような感じです。
 生ゆばに似ています。

 http://www.kyotofu.co.jp/

 

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