「アンティークレシピ」に戻る エッセイに戻る この4月から、わたしはダイエットを始めました。
12月のクリスマスケーキ太り、1月の餅太り、2月のチョコレート太りのあとで、3月に春物のスカートをはいて坐ったら、ホックがはじけとんだ、というかなりまずい事態になったからでした。
やばい。5キロも太ってしまった。
そんなわけで、痩せる決意をかためたのですが、これまでダイエットといえば、ことごとく失敗していました。それが、今回はうまくいってるんですねえ。
ふふふふふ。ちゃんと毎日、ケーキやら、なにやら食べているし、油物も平気で食べてるんですねえ。秘訣は、「ういるぱわー」。もう、意志力です。
朝はコーンフレークと牛乳。昼はごはんや、うどんや、そばを軽く食べる。そのあとは夕食まで断食です。間食など、してはいけないのです。
このダイエットを始めたころ、わたしは空腹で発狂するかと思いました。
そして夕食は好きなものを、好きなだけ食べる。この時に、ケーキもデザートとして、一緒に食べてしまいます。
この方法で、わたしは4ヶ月で4キロ落としました。
おかげでスカートを買い替える必要もなくなりました。はー、よかった。飯田橋は神楽坂の「紀の善」の<抹茶ババロア>を食べました。実は、仕事でこの近くによく行くんですが、10年来の憧れだったんです。しかし、値段が高い。うーん、ババロアがひとつ750円かー。
結局、持ち帰り用の600円ババロアをふたつ買って、家で母と妹と3人でわけて、食べました。ほら、これならひとり400円。
味は、抹茶100パーセント、という感じで、口にいれると「う、にが!」と驚きます。でも、抹茶が好きな人には、さわやかでおいしいと思います。
あんこと生クリームがついていますが、うちでは3人とも、「このクリームはいらないね」と、意見が一致しました。あんこだけのほうが好き。<HAITI>という、有名なカレー屋さんに行きました。
本場ハイチのカレーとコーヒーが味わえる、というので、前々から行ってみたかったのです。
飯田橋駅のラムラという駅ビル1階にはいっています。(わたしの行動範囲って飯田橋だけかい)
イチオシ! とやらの、ドライカレーを食べました。
カレーチャーハンというか、カレーピラフのようなものを想像していたのですが、実際に出てきたのは、ごはんの上にカレーパンの中身をぺたぺた塗ったようなもの。
味もまさにカレーパンの中身で、日本人にやさしい味でした。本場の味なのかなあ?
もっとエスニックなのを覚悟していたのですが。おいしかったけど。
かわったデザートがあったので、また行ってみよっと。妹が「松本紳助 」で見た<しそ餃子>を作りました。
具が牛肉と鶏肉のミンチをあわせたものに、しそとキャベツと干し椎茸をまぜたもので、「さっぱりしたお味」というのが売りでした。
おいしかったけど、餃子とは違う食べ物でした。
ふたりで首をひねりながら「これって、<つくねの餃子の皮包み焼き>だね、という結論をだしました。
テレビのレシピどおり、大根おろしとポン酢で食べた方がおいしかったかも。ひさしぶりに銀座三越に行きました。
2階にある、4丁目交差点を見下ろす喫茶店は有名ですが、狭くて、薄暗くて、窓際がとれないと、ただこみあっているだけなので、あまりくつろげません。
6階にある<プチモラン>という喫茶店にはいってみたのですが、ここはグッド!
ケーキもおいしいし、明るくてひろびろしているし、無名なせいかすいている。
なにより欲張りな女の子むけなのは、ハーフセットというものがありまして、これはケーキセットに100円アップで、2種類のケーキを半ピースずつ、味わうことができるのです。
いつか、お買い物で疲れたら、ここで休んでみてくださいね。通販のフェリシモで<手作り本格カレー>のキットを買った時のこと。
ココナツパウダー(繊維ですね)と、バナナ(繊維豊富ですね)と、ハーブやスパイスのパウダー(完璧に繊維ですね)と、たまねぎ(繊維質ですね)と、ヨーグルトをまぜて作ったのですが、このカレーを食べた家族は全員、半日以上、苦しみました。
はんぱな下剤より、強力でした。
あれは、体の弱い人は買わない方がいいと思います。東京の大丸デパートの北海道物産展に行って参りました。
目当ては「かぼちゃプリン」!
わたしは、「もりもと」のプリンが大好きなのです。プレーンもメープル風味でおいしいし、かぼちゃのも、へんな味つけがされていなくて、すなおにおいしい。
「もりもと」のホームページから通販で買えますが、送料無料にするためには、かなり大量に買わなければなりません。共同購入ですねー。
もう一軒、函館市の「プティ メルヴィーユ」というお店も来ていて、かぼちゃプリンを目玉にすえていました。ひとつ300円。
うーん、ちょっと高いなー、と思いましたが、食べてみると納得!
プリンというよりは、かぼちゃのペーストのようで、実に濃い贅沢な味でした。
チャンスがあったら、おためしください。
club harie(クラブハリエ)というお菓子屋さんを御存じでしょうか。
日本橋三越の地下に出店していて、ふだんは焼き立てバームクーヘンを売っています。
季節ごとに、特別なお菓子を売り出すことがあって、いまはモンブランです。
ひとつ400円と、ちょっとお高いのですが、ここの栗ペーストがおいしい!
甘すぎず、いくらでも食べることができます。
ここの味は手作り風なので、お菓子つくりが得意な人なら、よい素材を使って、鍋いっぱいに似たような味の栗ペーストを作れると思います。
スパイスや洋酒といった、こった味つけをしていないので、ここのお菓子は素材の味が生きていてとてもおいしいです。
冬には生チョコの販売もあります。これが、んまい! たのしみー。夏の間、ずっとお世話になっていた「しそそば」が終わってしまった。
しくしくしく。
いただきものだったのですが、これが本当においしくって、どこかでめぐりあえないだろうかと、さがしています。
山形市の土谷という会社の「古式蔵造り麺」というおそばです。
材料を見ると、小麦粉、そば粉、しそ粉末、食塩、とあるので、
そば打ちが趣味の人なら、いくらでも作れるでしょうねえ。いいなー。
このおそばは、そば湯がとてもおいしいのです。
捨てるともったいないのよ。
「鉄人」坂井宏行の生ロールケーキと、こだわりプリンを買いました。
お値段は、前者が550円(大きいのは1000円)、プリンが3つで600円。
ロールケーキはふわふわしたスポンジとは違って、カステラに近いしっとり生地。
クリームはバタークリーム。高級感漂うロールケーキなのでした。
お値段も手ごろで、ちょっとしたお茶菓子にちょうどいいです。
プリンはなつかしい手作りプリンの味です。卵の味がとてもおいしい!
ただ、洋酒がはいってるんですねー。
お酒が苦手な人には、ちょっと気になるくらい香るので、お子さんにはきついかも。
スペイン風オムレツというのを御存じでしょうか。
トルティージャというものですが、卵6つとか8つ分をフライパンに流して作る、
見てくれは「ぐりとぐら」のカステラに似た、巨大な卵焼きです。
まんまるなので、ピザやケーキのように三角に切り分けて食べます。
スペインでは、ホテルの朝食の卵も、お惣菜屋さんでサンドイッチがわりに買う軽食も、
夜のフラメンコショーを見る時に定番のつまみに出てくるのも、全部、
トルティージャ・デ・パタータでした。パタータはポテトのことです。
日本のレシピだと、いろんな具がはいってますが、むこうではじゃがいもだけのが
ポピュラーなようでした。
外側はしっかり固まっているのに、中のたまごは半熟で、ぎっしりつまったポテトが
ほくほくとして・・とにかく、おいしかったのです。
旅行から帰って、これを再現しようと何度もトライしたのですが、うまくいかない。
むずかしいですねえ。
コツは、フライパンでいためた具を、ときたまごのボウルにあけて、具の熱で
たまごをすこしかためてから、フライパンに返すのだそうです。
どうやら形だけはそれらしいのができるんですが、味がどうしても違うのでした。
あの半熟のふるふる感がでないんだあ!
北海道のおやつ情報ふたつ。
千秋庵で季節限定(らしい)スイートポテトと、かぼちゃくんというお菓子を発売中。
どっちもおいしいけど、おすすめはスイートポテトかな。ロイズチョコレートからは、チョコレートドリンクが新発売。
ちょっと高級感ただよう味わいで、ココアとは明らかに違う風味でした。
ラムとかブランデーとか、あいそうでしたね。
スティックの中にチョコレートドリンクのもとがはいっているもので、
溶ける心配がないので、おみやげに重宝です。「パリの朝市」というフランス料理店にはいりました。
銀座にもありますが、この時は新宿京王デパート店でした。
パンがおいしい! コースを頼むと、デザートのケーキを3種類もらえる!
安くて、おいしくて、ケーキもたくさん味わえて、いいところよねー、と
女3人は満足したのですが、いまは牛肉が敬遠されているせいでしょうか、
メインがちょっとさみしい。
早くこのパニックがおさまってくれないでしょうか。
たぶん、ほかの洋食系のレストランも、メニューに苦労してるのでしょう。
わたしはほとんど気にせずに、国産牛を食べています。
だって、やっぱり和牛のほうがおいしいんだもん。クリスマスになると、あちこちのケーキ屋さんが華やかになりますが、
長年、あちこちのクリスマスケーキを食べてきた経験から言わせてもらうと、
ふだんはおいしいケーキ屋さんが、おいしいクリスマスケーキを作るとは
かぎらない! というのが現実です。
あれはたぶん、たくさん作りおきしなければならないので、スポンジの冷凍、解凍を
普段はあまりやらないようなお店のケーキは、ぱさつくんでしょうね。
その点、コージーコーナーは、大量生産のノウハウをばっちりそなえているから
でしょうか。あそこのクリスマスケーキは、ふだんとの落差がなくておいしい。そういうわけで、しばらくクリスマスケーキといえばコージーコーナーでばかり
買っていたのですが、五年ほど前から、その習慣はやぶられました。三笠会館 、というレストラングループがあるのですが、ここのクリスマスケーキは
本当においしい!
何種類かあるのですが、おすすめはいちごのショートケーキタイプです。
一度、チョコレートのボンバというケーキを食べてみましたが、
あれは相当、チョコレート好きでないとつらいだろうな、という
まさにチョコのかたまりで、お正月までに食べきれなかった、という記憶があります。
関東地方のかたなら、ホームページから予約できます。「うどん市」というのは、チェーン店なのでしょうか。
讃岐うどんの流れを組むお店らしくて、うどん好きのわたしは時々、食べにいきます。
四国に旅行した時、毎日、うどんを食べて、幸せでした。ここのうどんは、麺もさることながら、おつゆがさっぱりとしていておいしいのです。
最初は、なんだろうと思っていたのですが、あれはしょうがだ、と気づきました。
風味づけに、しょうが汁を少したらしているのかな、とよく見てみると、
汁の中でたくさんの繊維がふよふよと泳いでいるではありませんか。
おろししょうがをひとつまみ分くらい、いれてるのかなー。
風邪予防にもなるし、おいしいので、一度、おためしあれ。
ふんわりシホンケーキの専門店、「ドュリエール」のケーキを
先日、食べてみました。
ちょっとお値段が張るだけあって、大きくておいしいです。
ただ、甘味はかなり強いほうだと思います。
メープル味のはかなり甘くて、メープルシロップをそのまま食べているようでした。
ここはミルクレープが有名らしいのですが、わたしは、ミルクレープというお菓子は
あまり好きじゃないのです。
餃子の皮だけ食べてるみたいで、なんだか食べごたえがなくて、損した気分になります。
わたしだけ?
日本橋三越店では、限定のケーキを売っていました。
飯田橋駅ビル「ラムラ」の「カフェ・ラ・ミル」では「ドュリエール」のケーキが食べられます。先日、東京駅の丸の内口を初めて外から見ました。
いつも八重洲方面に出ているので、新鮮な驚き。
同じ駅とは思えないほど雰囲気が違いますね。その丸の内口に「東京食堂 セントラルミクニズ」があるのですが、
ここはあの世界のミクニがプロデュースする、フランス料理店なのです。
一流の味が、なんと900円から楽しめます。
お値段をさげて、駅らしく回転率をあげるためでしょうが、フルコースが給食のように
お盆に全部セットされて運ばれてくるので、スープを飲みながらメインを食べられるのが、
とっても嬉しい。そうそう、箸も用意されています。
ここには回転寿司コーナーもあるそうで、妹がテレビで見たかぎりでは、かなり斬新な
寿司らしいです。
クロワッサンに寿司をはさんでいた、と言うのですが、それはおいしいのか?
いや、でも、スモークサーモンのサンドイッチもあることだし、クロワッサンの間に、
ビネガーで酸味をつけたライスサラダと、カルパッチョをはさんだと考えれば・・
おしょうゆをつけるのかなあ? クリームチーズのほうがあいそうだけど。
食べた人、いませんか?バナナまん、というのを食べた事はありますか?
実は、点心の頒布会のメニューにそれがはいっていて、最初、口にする前は、
「なんと神秘的なおまんじゅうだろう」と、びびっていたのですが、
食べてみると、これがおいしい!
あんまんの中に、ちょっとつぶしたバナナがはいっているものです。
断面図としては、いちご大福のバナナバージョンといった感じ。
皮そのものにもバナナがねりこまれているようで、ほのかにバナナの
香りがしていました。
どこかのコンビニで作ってくれないかなー。
絶対、大ヒットまちがいなしだと思うんだけど。
あんまんを手作りする人は、一度、ためしてみてください。
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