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<屋台 stand>

 独身男が多かった江戸の町では、屋台が発達しましたね。
 そば屋、すし屋、おでん屋など、ファーストフードの屋台がたいそう繁盛しました。
 ロンドンの町でも、屋台や呼び売りはとても多かったのです。
 理由は、貧しい人々の家は狭く、台所や調理器具がなかったので、テイクアウトの食べ物を買う必要があったからでした。
 とはいえ、売られていた食べ物は、現代の庶民の食べ物に似たもので、さほど貧しいそまつなものではありません。
 朝はコーヒーストールで熱いコーヒー、紅茶が飲めます。 
 昼は魚介類がたくさん。
 夜はうなぎ。これはうなぎをブツ切りにしてゆでたものです。そしてエンドウ豆のスープ。
 フィッシュ&チップス、ベイクトポテト、腎臓のプディング、牛や羊肉のパイ。
 デザートは、レーズン、さくらんぼ、すぐり、クランベリー、りんごなどのタルトやケーキ。
 バンズ、マフィン、クランペットなどのお茶用のパン類。
 ああ。よだれが。

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